2年前の今日 2月11日 sat
2006年 02月 11日
最近ボスママ宅のボス君が15歳と9ヶ月で亡くなった。
なにか元気付ける言葉を書きたかったが、
介護の様子が蘭の時そのままで 書けなかった。。。
21世紀の始まりの1月1日が最初の発作だった。
始めは心臓の発作だと言われそれ様の治療が始まった。
それからというもの、発作は2月2日、2月22日 3月3日
とどういうわけかゾロ目の日ばかり。。。
それでも発作のないときはいつもの蘭だった。
9月11日のグラウンドゼロの日。
翌日の9月12日の朝、海が庭でないていた。
即うちの子になった。
海にとって蘭は紛れもなく母ちゃんだった。
でも蘭が蘭として生きて海と暮らせたのはほんの2ヶ月だった。
11月11日。今までにないほどの発作。
かかりつけの獣医に連絡がつかず救急夜間病院へ。
そこで初めて癲癇だと知る。
「これを見て心臓発作だという獣医がいるなんて信じられない」と言われる。
それからは蘭は帰って来ない。
確かにいるのに 笑わない、喜ばない、返事もしない。
それから2年3ヶ月、2年前の2月11日に星になった。
長男が会社を休んで駆けつけてくれ、
彦根から最終の新幹線でかけつけた三男にも会ってその次の日の朝だった。
祭日なので家族全員で送ることができた。
次男とは中標津での研修前に2週間ほど一緒に暮らしたときに
きっとお別れを言ったと思う。
後半の一年は本当に24時間介護だった。
夜中1-2時間おきにたたき起こされ 徘徊、おしめ交換など
老人介護ってこんなに大変なの!を実感。
24時間おしめを決心するまでは
夜中1時間おきにトイレに出て(外でしかしない子だった)
10分待ってもしないで帰宅。また1時間後に行きたいという繰り返し。
ほんの1-2時間の留守中家中○んちだらけ何てことも2度や3度じゃなかった。
こんなに可愛い何も悪さをしたことがない蘭に
手を上げたこともあった(蘭、ごめんね)のだから、私に老人介護はできないと思った。
何をするか自分が信用できない、それほどあの頃の私は病んでいたかも。。
私たち夫婦がどんなに誘っても絶対に入らない川や海にも
子供たちが入っていくと後を追いかけて入っていく子だった。
子供たちが皆この家を出て行って
蘭もお兄ちゃんたちと同じことをしたかったのかもしれない。
送ってからもしばらくは感情のない蘭のことしか思い浮かばず
可愛かった元気なころが思い出せなく辛かった。
今、クリンと毎日接しているとああ蘭もこうだったと
元気なころの蘭を思い出せるようになった。
クリンの中に蘭も(子供のころに飼っていたあの子もこの子も)生きてます。
by rankurin | 2006-02-11 05:35 | Comments(18)
わたしもいつも子供の頃ともに過ごした先代犬のことを思います。
クリンちゃんの中に、蘭ちゃんは生きてますね~。
本当にそう思います。
これからお散歩ですね。気をつけて行ってらっしゃいませ。
わたしはこれから寝ます!
蘭ちゃんが虹の橋を渡って2年。
晩年の介護のお話『心に留めておかないと』と思います。
ノエルもまだまだ若いですし、実感はないのですが。。。
クリンちゃんとともに蘭ちゃんも家族として生きていますね。
可愛い、とびっきりの笑顔の蘭ちゃんを見せて下さってありがとうございます。
とっても元気だったのに、散歩で毒入りまんじゅう一口で。。。近所のかわいい犬達がバタバタとなくなりました。犬嫌いの人間の仕業でした。
あきらめ切れませんでした。あまりの悲しさにねこみました。
もう30年ちかくたとうとしているのに、いまだにあのコを思い出すと泣けて泣けてしかたありません。苦しいときは、思わずその子の名を呼んでる自分がいます。 犬。。大好きです。ほんとうに素晴らしい神様からの贈り物です。
蘭ちゃんの魂クリン家にいつも一緒にいますよ。ゼッタイ!夜中にクリンちゃん達と遊んでるかも。(*^^)v
私、幼少のころは姉たち(4姉妹の末っ子なのですが)より頼りになる
何でも話せる友人は犬でした。
多いときは4匹も飼ってました。中でも一番の友人はミックスのラッキーでした。私が嬉しいと喜んでくれ、泣くと涙を舐めてくれましたよ。
本当に素晴らしい子達です!
今いる子達に感謝します、私のところに来てくれてありがとう!
私もいつか「得た経験を次の子に」となれるといいですが…。まずは腕白ムサシに私の手首齧りを止めさせなきゃ(笑)
精一杯したのですから。
このブログアップするのに2週間くらい前から下書きを書いたり消したり
してましたのでいろいろ思い出してちょっぴりブルーな日々でしたから
ボス君に何も言えなくてごめんなさいね。
安心して命の全てを預けることが出来た蘭ちゃんは、幸せだったと思います。介護の大変さは分かっているつもりですが、私も介護したかったと切に思うこともしばしばありました。家族全員の顔を見てから。。。蘭ちゃんの最後のわがままだったのかもしれませんね。
また、お会いしたいです♪
蘭ちゃんの看病 介護 大変だったんですね。
私は まだそういう経験はないのですが、いずれは訪れることですよね。
(今 親は4人とも健在 ななも元気ですけれど・・・。)
友人と 親のこと ペットのこと 老後のことなどの話を時々しますが、
自分も含めて 元気でポックリがいいよね。 な~んて 。
写真で見る蘭ちゃん かわいいですね。家族に愛されていたことがよくわかります。